20キロ地点 健康へ影響なし 3月16日 4時41分 福島第一原子力発電所から、半径20キロの範囲では避難指示が出されていますが、原発から北西に20キロほどの地点で、15日夜、文部科学省が大気中の放射線の量を測定したところ、通常より高い値が検出されたものの、人の健康に影響を与えるような数値は観測されませんでした。 福島第一原子力発電所から、半径20キロの範囲では避難指示が出され、半径20キロ以上30キロ以内の範囲では、屋内退避の指示が出されています。文部科学省は、福島第一原発の北西20キロほどの福島県浪江町の3つの地点で、15日夜8時40分から10分間、専用の車両の中と外で放射線の量を測定しました。その結果、放射線の量はいずれも1時間当たり200から300マイクロシーベルトの間で、通常より高いものの健康に影響を与えるような値ではありませんでした。福島第一原子力発電所では、一部の原子炉で十分