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ブックマーク / dice-x.hatenadiary.org (5)

  • 思考錯誤 - 特集勉強法のすゝめ

    卒論の話が続いてましたが、そろそろ新学期間近でもあることだし、新入生向けのエントリなぞ上げてみます。 ていうか、現2年次の学生さんから(特にアカデミックな内容にこだわらない)裏ゼミをやってほしいというお願いを受けましたので、こういうことを軸にやってみようかなと。 なので、新入生さんでなくても参考になるんでないかと思います。 6年前に学内の広報誌に寄せた文章です。 特集勉強法のすすめ 勉強とは何も講義やゼミに限ったものではありません。視野を広げ、ものの見方のレパートリーを増やすことすべてが「勉強」と言えるでしょう。その意味での勉強をちょっとおもしろくするコツのようなものを一つご紹介します。それは、月単位で自分なりの「特集」を組む、という方法です。 特集のテーマは何でもかまいません。子ども向けのSFマンガを60冊読むとか、70年代のハリウッド映画を30観るとか、そういう目標を毎月決めます。こ

    思考錯誤 - 特集勉強法のすゝめ
    ced
    ced 2007/03/07
  • 本田由紀『若者と仕事』 - 思考錯誤

    若者と仕事―「学校経由の就職」を超えて 作者: 田由紀出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2005/04/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 71回この商品を含むブログ (45件) を見る 依頼のあった書評かきあげて、さっき送りました。 調査データの分析や使いかたは手堅く、調査手法などによる限界もちゃんとふまえられていて、無理・強引な解釈や結論づけはなされず、禁欲的で落ち着いた議論の運び。 「学校経由の就職」システムを止めて、「教育の就職的意義(relevance)」を向上させるべき、という主張の基路線にも賛成できる。 実証手続きの面ではそれほど気になるところはない。いくつか「ん?」とか「別の解釈もできるな」とか思う点もあるが、それは措いとくことのできるレベル。 ただ、どうも個人的にひっかかってしまうのは、むしろ政策提言につながる部分。あと、教育質的(?)な捉え

    本田由紀『若者と仕事』 - 思考錯誤
    ced
    ced 2005/05/05
  • 先手より後手

    関大で教えるようになって6年、その前の非常勤もあわせると大学教育歴は7年を超えることになるのだが、恥ずかしながら、ようやく最近気づいたことがある。 前回エントリにつづいて「恥」シリーズである。 ([haji]カテゴリを作ったほうがいいかw) ゼミとか導入教育とかの少人数クラスでは、教員が「先手」にまわっちゃダメだな、ということだ。 ノートテイキングでも論文要約でも何でもいいが、ありがちなのは(私もついそうやってきてしまっていたのだが)、ノートはこういうふうにとります、論文はこういうふうに要約します、という「見」を先ず示して、さ、では実際にやってみましょう、と「まね」させるというやりかた。 日語の「学ぶ」は確か「まねぶ」に語源があるので、これはけっこう伝統的なオーソドクスなやりかたなのだろうと思う。 しかし、去年はじめて1年生の導入ゼミ(うちでは「基礎研究」というクラスがある)をもちはじ

    先手より後手
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    ced 2005/04/22
    先手より後手
  • 2005-04-19

    田由紀さんの新刊『若者と仕事』の書評を昨日お引き受けしたのだが、 若者と仕事―「学校経由の就職」を超えて 作者: 田由紀出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2005/04/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 71回この商品を含むブログ (45件) を見る 今の今まで、id:shinichiroinaba:20050406#p1とかで話題(火種?)となっていた、あの「田」であることに気づいていなかった......orz 電話で「中央公論論文のあのホンダさん」とまでプロンプトしてもらってたのに。 かててくわえて、その論文すでに読んでて付箋まで貼ってあったのに。 なぜに頭のなかであの「田」とこの「ホンダ」がすなおに結びつかないのか、おのれのアホさ加減を恥じる。つうか、これだけ自分の研究分野と関連の深い研究者をちゃんとチェックしていなかったおのれの不勉強を思い切り恥じる

    2005-04-19
    ced
    ced 2005/04/20
  • "The Small-World Problem"追加補足 - 思考錯誤

    昨日のエントリで紹介したミルグラムの論文ですが、あまり原典が読まれないまま、「6次のへだたり」「小さな世界仮説」*1という概念だけが一人歩きしているようなので、もうちょっと補足しときます。 小さな世界仮説はミルグラムに端を発するものではあるのですが、「6次のへだたり(5人の仲介者)を介せばみんなつながる小さな世界、みんな6次のおともだち」というようなニュアンスは、ミルグラムの論文にはまったくありません。 確かにこの論文の最後のセンテンスは、次のようなことばで締めくくられてはいます。 While many studies in social science show how the individual is alienated and cut off from the rest of society, this study demonstrates that, in some sense,

    "The Small-World Problem"追加補足 - 思考錯誤
    ced
    ced 2005/03/16
    "The Small-World Problem"追加補足
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