神戸市は、独自に行っている変異ウイルスの検査で今月25日までの1週間にインドで確認された変異ウイルス「デルタ株」に感染した人の割合が56%と、初めて半数を超えたと発表しました。 神戸市は、変異した新型コロナウイルスが地域でどれくらい広がっているか実態を調べるため独自に検査を行っています。 直近の、今月19日から25日までの1週間で市内で新たに感染した人のおよそ3割に当たる71人の検体を調べたところ40人、率にして56.3%がインドで確認された変異ウイルス「デルタ株」に感染していることが確認されたということです。 その前の週の「デルタ株」の割合は27.4%で、「デルタ株」の割合が半数を超えるのは神戸市では初めてです。 市の担当者は「徐々にデルタ株が関西でも広がっていると見られる。デルタ株は感染力が強いと言われているが、通常の感染対策を徹底することが大切だ」と話しています。
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