わかむらPの新作がメタっぽいと話題なのでメタっぽいアイマスMADをいくつか引っ張って見た。 ここで言うところのメタ作品とはつまるところ、アイマスMADを通して当該作品やプロデューサー(しばしば制作者)自身の虚構性に言及するような作品のことですな。夏目漱石風に言うと浪漫的皮肉で英語で言うとロマンチックアイロニー。案外長い歴史を持つ概念で、その名の通り、ロマン主義の人々が活用しました。なーんちゃって、テヘ、みたいな感じ。 どんなジャンルにもある程度必要な思考実験ではありますが、やりすぎると何を信じて良いのか分からなくなる禁じ手でもあります。だいたい破綻します。神を思いっきり否定しておいてスピリチュアールな方向へ行っちゃったりするの。あぶないあぶない わかむらPの新作ですよ。いいですね! 弛まない挑戦。 投稿頻度の高さもあってどうしても見飽きられてしまう作風を自覚的に変えてくれる、 かゆいところ