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2015年8月3日のブックマーク (2件)

  • 「弓」の進化を振り返ってみる。

    もっとも原始的な弓というのは、こんな感じのやつ。 木の棒。紐。シンプル。 これは一つの材料で作られるので、「単弓(セルフボウ) 」と呼ばれます。 材料は森に山ほどありますし、作るのも簡単。石器時代の人々は、しばらくの間これを使っていたと推察されます。 アフリカの原住民なんかが使っているのもこのタイプです。 前回見たとおり、弓はたいへん有能な飛び道具なので、必然的に戦争にも使われるようになっていきます。 そうすると、より高い威力、使いやすさをどんどん求められていきました。兵器の悲しい宿命なのであります。 しかし、戦争技術発展の母でもあります。ここから弓の進化はものすごい勢いで進んでいきました。 今回はその辺の進化・発展の流れを見ていきたいと思います。 初期の弓その最初のブレイクスルーが、「弓を長くする」というものでした。 そもそも、弓というのは単純に言えば「バネ」です。 弦を引き絞ると弓が

    「弓」の進化を振り返ってみる。
  • 中村一成「ヘイトクライムへの修復的アプローチを考える」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    法学セミナー2015年7月号 出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2015/06/12メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る 2015年の法学セミナー7月号に、中村一成「ヘイトクライムへの修復的アプローチを考える」が掲載されている。これは、日でのヘイトクライム*1に対する、修復的司法(restorative justice)の可能性を模索した、おそらく初めての論考である。ヘイトクライムに対する修復的司法実践の可能性については、マーク・A・ウォルターの『ヘイトクライムと修復的司法』が公刊されたところで、国際的にも注目を浴びている分野である。ヘイトクライムは、加害者が被害者に対して深い憎悪を持っているため、長らく修復的司法では禁忌とされてきた。しかしながら、そうしたヘイトクライムは、裁判で厳しい判決が出ても加害者の更生につながらず、難しいとされてきた。加害者は差別意識によって、自己正

    中村一成「ヘイトクライムへの修復的アプローチを考える」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)