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2016年4月19日のブックマーク (2件)

  • 裏社会の稼ぎ、スポーツ選手が狙われやすい 愛甲猛さん:朝日新聞デジタル

    私の考え 賭博問題 ロッテ時代、「黒い霧」事件の時に西鉄にいた稲尾和久監督が、ミーティングで口にした言葉を今でも覚えている。「競馬も競輪もオートレースもやっていい。ただ、野球賭博だけは関わるな」と。 自分も色々と遊んだが、その教えはかたくなに守った。違法である野球賭博で得られたお金が裏社会に流れるのは、誰もが知っていること。野球で飯をわせてもらっている選手が野球を冒瀆(ぼうとく)してはいけない。 昔は先輩から「一流の選手は一流のところで遊べ」と言われた。裏社会にも、選手をい物にするようなことはしない風潮があった。覚醒剤事件の清原和博被告は、昔なら暴力団の幹部から怒られていただろう。 野球選手と暴力団の関係が変わったのかも知れない。バブル経済以降、裏社会も、どこからでも金を稼がなければいけなくなった。スポーツ選手はその対象として目をつけられやすい存在ではないか。 野球協約では賭博行為につ

    裏社会の稼ぎ、スポーツ選手が狙われやすい 愛甲猛さん:朝日新聞デジタル
  • 欧米で太極拳を広めた2人の女性

    ゲルダ・ゲデス(Gerda Geddes)がはじめて太極拳と出会ったのは明け方のことだった。 1949年、朝もやに包まれた上海の街。ゲデスは散歩中に、屋外でひとりの中国人男性がゆっくりと瞑想をしながら動いているのを眺めていた。ノルウェーでモダン・ダンスを学んだゲデスは、すぐにそのスペクタクルに魅せられた。「それを眺めていたら、背筋を熱く冷たいものが上へ下へと流れるのを感じた。(中略) 『これこそ探し求めていたものだ』と観じたのを覚えている」 奇しくも、太極拳に興味を抱いたのはゲデスだけではなかった。同じく1949年、上海でアメリカ人ダンサーのソフィア・デルザ(Sophia Delza)も中国の武術、太極拳を学びはじめた。多くの欧米人のように、彼女たちも太極拳に触れたことはなかった。しかし彼女たちは、自分自身が目の当たりにした太極拳に、すぐに価値を見出した。それぞれが当時の人種の壁、性別の壁

    欧米で太極拳を広めた2人の女性