Advent Calendarということで、この1年かけてちまちまRustでゲームを作ってきたことに関して考えたことを書いていきます。Rustをゲーム開発に使って感じた、Rustの長所と短所を自分なりにまとめていきます。具体的にゲームはこうして作るものだ、といった技術的な話ではありませんが、よろしければお付き合いください。 何を作ったか GitHubの次のページにて公開しています。 スクリーンショット 作成したのは、2Dドット絵のローグライクゲームです。描画や入出力機能はSDLに依存しますが、他はほぼ全てRustで作成したものです。未完成品ではありますが、基本的な探索や戦闘、アイテム、会話、店なんかは実装してあります。さびた(rusted)遺跡(ruin)を探索するゲームということで、Rusted Ruinsと命名しています。 なぜRustで作ったか プログラミングができてゲームも好きなら
いわゆる退職エントリ。興味のない人は閉じるボタンを。 11月末で日本経済新聞社を退職した。2年8ヶ月という短い期間だったが、素晴らしい経験をさせてもらった。 やっていたこと 日経に入社して、日経電子版のwebを新しくモダンなアーキテクチャで作り直すプロジェクトの立ち上げから参画した。これは現在r.nikkei.comというドメインから配信されている。 r.nikkei.com 結局退職までこのプロジェクトがメインの仕事になったわけだが、最後まで全く飽きることはなかった。技術的な面で飽きずに働けるということはエンジニアにとって簡単なようでいて難しいことで、それができたのは最初のアーキテクチャの設計が優れていたこと、特定のフレームワークやライブラリに過度にロックインさせないポリシー、新しい取り組みにどんどん挑戦していけるカルチャーや環境(これは単純に人手不足という話もあるかもしれない)があって
久々に色々書きたい気持ちになった + 矢倉さんの書かれたものを見て、彼とは微妙に考えることは違うかなあと思ったので書くだけ書いてみる。意見似てるなと思ってるところは書かないようにはした(標準化方面周りとか)。あと、Webブラウザ周りの現状に明るくない同僚や友人向けのテイストは含んでいる。 そもそもの大前提 まず、Webという文書・アプリケーションプラットフォームの価値は「標準仕様に基づく相互運用性」「インストールせずとも使える」の二点に集約されると自分は思っている。 最近はずいぶん聞かなくなった「Webは簡単に作りやすい」というメリットは、「Win32のデスクトップアプリに比べると」という但し書き付きで、90年代は事実だったと思うけど.NET Frameworkの進化とかモバイルOSアプリが出たりとか業界の成熟に伴って事実ではなくなって久しいと思う。 この「標準仕様に基づく相互運用性」とい
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