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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (6)

  • じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apeman’s diary

    「三十分で読めるサイト」がお望みだと某所で聞いたので、30分と言わず3分で読めるように「差分」をまとめてみましょう。 捕虜殺害についての秦郁彦の推定(幕府山のことだけを考えても明らかに過少だけど)を採用したとして、短期間に3万人もの捕虜を殺害したという事例は、近現代の戦争史において特筆に値する。投降してくる兵士を捕虜にせずに殺してしまう、というのはたしかに多くの軍隊に見られる現象だが、武装解除していったん兵舎に収容した捕虜を万の単位で殺害する、などということはそうそうあることではない。 南京の日軍は、少なくとも師団レベルで組織的に捕虜を殺害している。上海派遣軍参謀だった長勇が「ヤッチマエ」と命じたという証言が正しいとすれば(そしてこれについては偕行社の戦史も事実だろうと認めている)軍のレベルで収容した捕虜の殺害を組織的に行なったことになる。いずれにしても近現代の戦争史において特筆に値する

    じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apeman’s diary
    ch1248
    ch1248 2017/10/22
    あー、あったなこれ。
  • 日本政府はなぜ「法的責任」を否認するのか - Apeman’s diary

    「慰安婦」問題が浮上した当時の宮澤内閣以来、この問題に対する日政府の態度として一貫しているのが「法的責任は認めない」というものです。そしてこの「法的責任」の認否こそ、「慰安婦」問題に限らず、戦後補償問題の多くのケースで被害者が重視するポイントの一つであり、日政府や日企業が頑なに拒んできたポイントでもあります。日政府や日企業は、戦争被害者が「ひどい目にあった」ことについては認める用意があるのに、自身がそうした被害に対して法的責任を有することは、決して認めないわけです。しかし、なぜなのでしょうか? 客観的に見れば、日政府が「法的責任」を否認することは、日政府の「謝罪」が曖昧で誠意のないものだという疑念を掻き立てる理由の一つとなっており、日の立場を有利にする態度とは思えないからです。 「法的責任を認めようとしないのは、補償しなければならなくなるから」なのでしょうか? しかし、法的

    日本政府はなぜ「法的責任」を否認するのか - Apeman’s diary
    ch1248
    ch1248 2017/01/14
    ※欄が勉強になる。
  • 語るに落ちちゃった人 - Apeman’s diary

    先日、「きれいなヘイト」認定されておかんむりだった木村幹・神戸大学教授。 https://twitter.com/dogu_fm/status/603267761322610688 https://twitter.com/kankimura/status/603560832836833280 https://twitter.com/kankimura/status/603563636066361344 「どこがどうヘイトだというのか、具体的に指摘しろ」という要求そのものは至極まっとうではあるものの、その後「全く名字帯刀も許されていない庶民の考える事はわからん」ツイートで馬脚を現しちゃいました。関連ツイートのうち特にひどいのがこれ。 https://twitter.com/kankimura/status/608847621961097217 これ、もし相手が実際に在日コリアンだったり韓国

    語るに落ちちゃった人 - Apeman’s diary
  • 半藤一利/秦郁彦/保阪正康、「徹底検証 昭和天皇「靖国メモ」未公開部分の核心 - Apeman’s diary

    報道前に日経からメモを示され相談を受けていた二人が登場するだけに、「捏造」説等は一蹴されている。現物を見た半藤氏にとっては「捏造」説があること自体意外だったようだ。報道された部分だけでなく、「もっと全般を幅広く見て、そのうえで、信頼性の高い史料だと判断」したという秦郁彦の言葉に半藤一利も同意している。保守派とはいえA級戦犯合祀に諸手をあげて賛成するようなタイプではない二人の証言だけに、ネトウヨ諸氏には不満が残るかもしれないが、まあ人間往生際も肝心ですよ。 「松岡や白鳥は許していないけど、他のA級戦犯の合祀は認めていた」説については、半藤氏が「《その上》とあるのに? 素直に読めばいいのに」と一刀両断。いやまったくその通りでしょう。昭和天皇は東條を買っていたはずだ、という主張について「頼りにならぬ陸海軍の統帥部長に比べて、相対的に、東條がマシに見えたのでしょう」とあしらっているのが秦氏。この3

    半藤一利/秦郁彦/保阪正康、「徹底検証 昭和天皇「靖国メモ」未公開部分の核心 - Apeman’s diary
  • 「ごぼうを捕虜に食べさせて有罪になったB級戦犯」は都市伝説? - Apeman’s diary

    「ごぼう 戦犯」でググるとたくさん出てくるのが、「連合軍の捕虜にごぼうをべさせたところ、木の根をべさせた虐待だとして戦犯として訴追され、有罪になったケースがある」というはなしである。実はこのはなしは、子どもの頃に母親から聞かされたことがあった(母親は「木の根」ではなく「木の皮」と言っていて、ささがきにしたのであれば「皮」の方がぴったりくるような気もするが、まあそれはどうでもいいはなしである)。もし「東京裁判史観」なるものが存在するとすれば、それは「戦争に負けた以上A 級戦犯が裁かれるのはしかたないが、BC級裁判には不当な判決が多かった」という認識を核にしているのではないか、と私は考えているのだが、このエピソードはいわば「不当な戦犯裁判」の象徴として語られているわけである。 だがちょっと考えれば、どうもこのはなしは妙である。まず第一に、ごぼうに関する誤解を解くのがそんなに困難であるとは思

    「ごぼうを捕虜に食べさせて有罪になったB級戦犯」は都市伝説? - Apeman’s diary
    ch1248
    ch1248 2006/09/22
    あれは伝説だったのか。
  • 基本的な事実を無視して語られる南京事件 - Apeman’s diary

    この問題についてはすでに青狐さんが「概説書を読まずに南京大虐殺はありえないと言い出す現象」として注目しておられるが、それにしても南京事件に関するネット上の発言に見られる事実誤認、事実の無視はちょっと度を過ぎているのではないか。 まずは青狐さんがコメントされている「エンコリの韓国人に激怒!3」。青狐さんのコメントに対する返答がひどい。 常識的に考えれば分かることです。 仮に外に10万人の「民間人」が居たとして、日軍が攻めてきた時に、その人達はただボーっとしてたんですか? 日軍は城内に敵がいるのに外の「民間人」を強姦し、虐殺していたんですか? あっという間に10万人を殺せるような火力は日にはありませんよ? 「常識的に考えれば」と口にするご人が、一番「常識」を無視している。「その人達はただボーっとしてたんですか?」はホロコースト否定論でも見かける論法だが、実際この論法を使うならホロコース

    基本的な事実を無視して語られる南京事件 - Apeman’s diary
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