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ブックマーク / mmpolo.hatenadiary.com (3)

  • 吉田秀和の小林秀雄批判 - mmpoloの日記

    「小林秀雄のモーツァルト論について書く吉田秀和」(2010年5月9日)に続いて再び吉田秀和による小林秀雄批判を「之を楽しむ者に如かず」(新潮社)から紹介する。 これまでも書いたことだが、小林秀雄のあの評論(?)(=小林秀雄の『モーツァルト』)は、私が音楽についてものを書くようになった一つの大きなきっかけ−−啓示といってもいいような−−になったものである。あれを読んで、「ああ、そうか。こういうことが可能なのだ」と目を開かされた点がある。 といって、小林秀雄の書いた『モーツァルト』の中にモーツァルトがいたか? というとこれは疑問だ。彼はあの中で、ゲーテだとか、スタンダールだとか、アンリ・ゲオンだとか(これははっきり名前をあげて書いてないけれど、小林さんには、どうも、そういう癖があった)を、自由に思うがままに、天才的に巧妙に、引用したり、利用したりしながら−−もちろんモーツァルトにもふれながら−

    吉田秀和の小林秀雄批判 - mmpoloの日記
  • オオタアリサ個展が危険で面白い - mmpoloの日記

    京橋のギャラリー・ビー・トウキョウで開かれているオオタアリサ個展が危険で面白い(26日まで)。 オオタアリサは1987年東京生まれ、現在武蔵野美術大学4年在学中。今回が初個展だ。見たとおり妖しい世界を描いている。 「去る昨日」 石田徹也を思わせる 「劣等感」 画面中央あたりの筆触が美しい。とても魅力的だ。 「押入れ」 「知ってる家」 「インファントマッサージ」 「アパート -frosted-」 「くるまやさん」 「融合」 オオタアリサのファイルには展示できないような危険な作品もある。オオタが質的に持っているこの危険さが、彼女の作品の魅力を担保している。会田誠が毒を持っていることによって優れた作家であるように、オオタも毒まではいかないがその危険さによって、類似の画家たちとはっきり区別されるだろう。オオタはいま多様な表現を模索している。それがどこに落ち着くのだろう。将来が楽しみな若い作家だ。

    オオタアリサ個展が危険で面白い - mmpoloの日記
    ch1248
    ch1248 2010/07/03
    すばらしいな。
  • 初詣の歴史を皆知らない - mmpoloの日記

    墨田区へ転居してきてから30年近くになるが初詣だけは几帳面に続けてきた。この頃は参拝する神社も決まっていて、まず吾嬬神社、ついで江東区の香取神社、亀戸天神、墨田区の香取神社と4社を回っている。この内吾嬬神社は小さな神社だがおそらく関東では一番古い神社ではないか。このことについては以前書いたことがある。 2006年12月24日の日記 吾嬬神社 さて、先頃正月に神社へ参拝する初詣は日の古い伝統行事などではなく、明治になってからある鉄道会社が始めたものだと知った。ヴァレンタインと同じだったのだ。それを知って今年から初詣を簡略化することにした。4社のうち吾嬬神社だけにしたのだ。 そういえば江戸時代の話にも浮世絵にも初詣は描かれていない。賢い鉄道会社の社員がいたものだ。

    初詣の歴史を皆知らない - mmpoloの日記
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