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ブックマーク / sandalaudio.blogspot.com (7)

  • Yamaha YH-5000SEヘッドホンの試聴レビュー

    ヤマハのヘッドホンYH-5000SEを試聴してみたので感想を書いておきます。 YH-5000SE平面振動板の開放型ヘッドホンで、2022年12月登場、価格は約50万円というハイエンド製品です。最近はこの価格帯で主に海外からのライバルが多いので、新参のヤマハがどれくらい健闘しているのか気になります。 ヤマハオーディオにおけるヤマハというのはかなり謎の多いメーカーです。 一般的にはヤマハというと楽器やプロオーディオのメーカーというイメージがありますが、私のようなCD世代の人にとって、ヤマハは家庭用の据え置きオーディオ機器でも結構名を馳せていた印象があり、私自身、子供の頃自宅にあったNS10Mモニタースピーカーで相当音楽を聴きましたし、初めて自分で買った格的なオーディオ機器も中古のCDX-640 CDプレーヤーだったなど、かなり身近な存在でした。 その後私はオーディオ機器を解体修理するようにな

    Yamaha YH-5000SEヘッドホンの試聴レビュー
    ch1248
    ch1248 2023/11/29
    “Yamaha YH-5000SE”はハイエンドにも関わらず、シアター音響を最も得意とする模様。一部で酷評されたのは、上流の影響が非常に大きい上に空間表現が特徴的だからだろうな。
  • iFi Audio Zen DAC ヘッドホンアンプの試聴レビュー

    英国オーディオブランドiFi Audioといえば、バッテリー駆動のポータブルDAC・ヘッドホンアンプなどで、ヘッドホンブームの最初期から活躍しているメーカーです。 中でも代表作のnano iDSDは2013年 、そのパワーアップ版のmicro iDSDは2015年発売なので、もうずいぶん古いモデルになりますが、2020年現在でもなかなかこれらを上回るモデルは思い浮かびません。 2017年にはマイナーチェンジ版のBlack Label (BL)に進化しましたが、基的なコンセプトは変わらず、ファームウェアアップデートで新設計デジタルフィルターやMQA対応といった新機能を続々追加するなど、決して古さを感じさせません。 私自身も、職場のパソコンにはmicro iDSD BLを常時接続してあり、2017年に購入してからほぼ毎日電源を入れっぱなしにして使っています。自宅のパソコンにはnano iDS

    iFi Audio Zen DAC ヘッドホンアンプの試聴レビュー
    ch1248
    ch1248 2023/11/19
    Zen DACの詳細なレビュー。USB給電とAC給電での音質の違い/ノイズの有無、ギャングエラーについても記載がある。2003年制のD/Aコンバーターが使われているのは知らなかった。
  • フィリップス Fidelio X3 ヘッドホンの試聴レビュー

    2020年12月発売で約46,000円ということで、そこそこ格的なヘッドホンです。好評だった旧モデルFidelio X2 (X2HR)が生産終了になって久しいので、今作はそのままのリメイクなのか、それとも全く新しいサウンドなのかという点が気になります。 フィリップス フィリップスのコンシューマーオーディオ部門について私が持っているイメージというと、「良い物を作っているのに経営があまりにも不安定で、浮き沈みが激しい」、といった感じです。イヤホン・ヘッドホンブームの最初期にはSHE9700イヤホンなどが「安いわりに音が良い」と好評だったのを思い出します。 フィリップスはオランダが誇る超巨大企業で、1891年に米エジソンに対抗する形で欧州における電球の量産にいち早く着手した歴史あるブランドです。とりわけオーディオにおいてはソニーと共同でCDというデジタル規格を生み出した事で、CDプレーヤー全盛

    フィリップス Fidelio X3 ヘッドホンの試聴レビュー
    ch1248
    ch1248 2023/11/11
    Fidelio X3のレビュー。やはりX1sGTでのエージング無しだと低音が出ない。
  • QDC Superior, Folk, Tiger, Anole V14 イヤホンの試聴レビュー

    QDCの現行イヤホンの中から面白そうな四機種をまとめて試聴できる機会に恵まれたので、感想とかを書いておきます。 QDC Superior, Folk, Tiger, Anole V14 一万円台の新作エントリーモデルSuperiorから、Folk、Tiger、そして40万円のAnole V14に至る幅広いラインナップの中で、それぞれの音質差やQDCというメーカー全体の特徴などを探ってみたいと思います。 QDC私にとってQDCというのは長らく謎に包まれた存在です。中国イヤホンメーカーで、かなり昔からハイエンドに君臨している由緒正しいブランドだという事は知っていましたが、これまでなかなかじっくりと試聴する機会にも恵まれず、若干敬遠してきた感じもあります。 その理由としては、QDCの主なマーケットはプロミュージシャンがステージで使うような、自分の耳型で特注するカスタムIEMイヤホンであって、我

    QDC Superior, Folk, Tiger, Anole V14 イヤホンの試聴レビュー
    ch1248
    ch1248 2023/10/25
    qdc Superiorの評になるほど感がある
  • アナログレコードは音が良いのか(2/3)

    初心者が気になるポイントとしては、50年前と最新設計のプレーヤーで何が違うのか、安物と高級プレーヤーで何が違うのか、いざ買う時はどのような部分を見るべきか、といった点が思い浮かびます。 2020年代のレコードプレーヤーまず最初に言っておきたいのは、レコードプレーヤーは2022年現在でもまだ技術的に完璧といえるレベルには到達しておらず、プレーヤーごとの特性がサウンドや測定結果に明確に現れます。機械設計の技術者にとっては、研究材料としてかなり面白いトピックだと思います。 そんなレコードプレーヤーと比べて、たとえばCDプレーヤーを見ると、1980年代のプレーヤーの時点ですでに90dB以上のS/N比、0.01%以下のTHD+N、±1dB以下のフラットな周波数特性といったスペックを余裕で実現できており、少なくとも可聴レベルでノイズや歪みが目立つといった問題はありません。 もちろんCDプレーヤーにもモ

    アナログレコードは音が良いのか(2/3)
    ch1248
    ch1248 2023/10/14
    Sandai Audioがはてブトップに来るとは珍しい。いつもの通り力作。
  • Astell&Kern PA10 ヘッドホンアンプのレビュー

    Astell&KernのヘッドホンアンプPA10を買ったので、感想とかを書いておきます。 Astell&Kern PA102023年発売で価格は約9万円、DAC非搭載の純粋なアナログヘッドホンアンプです。近頃こういう製品は極めて珍しく、以前から欲しかったジャンルだったので、思い切って購入しました。 AK PA10このPA10という製品はAstell&Kernの中でもずいぶん異色の存在です。DACを搭載していない、単体のアナログヘッドホンアンプというだけでも初めての試みですが、さらに「A&futura」「A&norma」といったこれまでのシリーズに収まらず、立ち位置や存在意義がいまいちわからない一匹狼のような製品です。 私はこういう使い方をしていますハイパワーで無骨なKANNシリーズとか、家庭用のACROシリーズの仲間に入りそうですが、体にもパッケージにもそのような記載はありません。 だか

    Astell&Kern PA10 ヘッドホンアンプのレビュー
    ch1248
    ch1248 2023/07/19
    Astell&Kern PA10のレビュー。クロスフィード機能は初めて知った。
  • ソニーMDR-MV1ヘッドホンの試聴レビュー

    ソニーの新作ヘッドホンMDR-MV1を聴いてみたので、感想とかを書いておきます。 SONY MDR-MV12023年5月発売、価格は約6万円弱のプロ用モニターヘッドホンで、ソニーとしては久々の格的な開放型ヘッドホンということで注目されています。 MDR-MV1数ヶ月前にこのヘッドホンが発表されてから、この手の製品としては珍しくガジェットニュースなどでずいぶん話題になり、盛り上がっていました。 私自身も発売前のイベントや店頭試聴機などで数ヶ月前から聴き込んできたのですが、こういうのは先行デモ機と実際の製品版のデザインやサウンドが結構違っていることがたまにあるので、発売されるまで感想は控えていたところ、その辺はさすがソニーらしく、実際の製品版も全く遜色ない仕上がりのようです。 MDR-MV1とMDR-M1STこのMDR-MV1が注目されている理由として、まず由緒正しいソニーの「プロ機」である

    ソニーMDR-MV1ヘッドホンの試聴レビュー
    ch1248
    ch1248 2023/07/19
    MDR-MV1の詳細なレビューに加え、空間オーディオ周りについても。
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