砂漠化したウクライナの穀倉地帯を進む日本外人部隊の90式戦車改。だが、ドイツのレオパルド3の装甲を貫けず、次々と撃破されていく。戦闘後、「90式はブリキ缶だぜ」とレオパルド3の戦車兵達は余裕の会話をしているが、ふと上空を見上げると――。 これが今回、「神回」として取り上げるセガサターン向け3Dシューティングゲーム、『ガングリフォン』(ゲームアーツ、1996年)のステージ1「ハリコフ降下作戦」を映像化したオープニングムービーである。当時としては高クオリティのCGムービーで、その演出の格好良さと相まって評判を呼んだ。中学生だった筆者は何度見返したか分からないし、今もたまに見返している。
![セガサターンの名作『ガングリフォン』はなぜ未来を予見できたのか | わたしの「神回」 | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0b8d49507f6112934b187676603e5e43c9b73a23/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2F0%2F6%2F1200wm%2Fimg_06e1a2478925f18d6c32af322060abbb47564.jpg)