本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。 サムスンでは、目標や方針、戦略、計画を作る際に、2つのことを要求されるそうである。ひとつは動詞で表現すること、二つ目は具体的で測定可能な表現をすること。 プロジェクトの計画を見ていると、動詞になっていない計画が実に多い。独立して仕事を始めてしばらくしたころに、一緒に仕事をした日系の米国人から、「日本語は体言止めが多いから行動力がないのではないか」と指摘されたことがある。そのときには「こいつ、喧嘩売ってんのか」と思ったが、一緒に仕事をしているうちにいっていることが良く分かった。彼らの計画の基本は、名詞+動詞である。日本人はよく主語をはっきりせずに会話するとよく言われるが、主語がはっきりしない以上に、体言止めをすることが多い。 たとえば、「調整」という言葉がある。コミュニケーション計画の中に、「顧客と調整」と平気で書く。日本人「文学」では、調整と
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