連載目次 「TIPS:サイド・バイ・サイドによりCLRバージョンを指定するには?」のようにして.NET Framework 1.1で作成したプログラムを.NET Framework 1.0のCLR上で動かす場合や、.NET Framework 1.1と1.0の2つの開発環境で同じソース・コードを共有するような場合、.NET Framework 1.1で導入された(つまり.NET Framework 1.0では利用できない)メソッドやパラメータについては、その存在の有無(=利用可能かどうか)をいったん確認したうえで、<動的>に(メソッド名やプロパティ名で)呼び出した方がよい。これは直接的なメソッドやプロパティの呼び出しを避けることで、.NET Frameworkの各バージョン間の差異をソース・コードで吸収できるようになるからだ(具体的には本稿のサンプル・プログラムの実行結果を参照)。 そこで