残り、あと10時間。 この僅かな時間で出来ることは、全てやっておきたい。美味しい文化に触れることも、この地の記憶を刻むことも。 最終日に関わらず、未だ新鮮な鳳凰の街並み。もし今日が初日なら、どれほど最高だったか。 手繰り寄せる鳳凰の絶品料理たち まだ見ぬ魅惑の絶品おつまみ スポンサー様 手繰り寄せる鳳凰の絶品料理たち 入れ放題か…。 注文した牛肉麺を待つ間、ふらふら店内を探検する。するとトッピングは全て無料のようで、中国らしい香味がタップリ設置されている。 こんなに激盛りの唐辛子、一体どんな激辛ファンが使うんだろう。そう思った矢先、隣のお婆ちゃんがパッパと3掬い丼に入れていく。 その真っ赤に燃え上がった牛肉麺、本当にお婆ちゃん大丈夫なのだろうか…。しかしそんな不安をよそに、彼女はずるずる美味しそうに召し上がる。 そして私達にもすぐ、注文した牛肉麺が運ばれてくる。それは12元(約204円)に