コロナ禍でオリンピック&パラリンピックの意義が揺らいでいる。IOCの拝金主義やスポーツを使った錬金術を知り、嫌悪感を感じている人も多いのではないだろうか。 五輪&パラリンピックの大会期間は1カ月強。そもそもなぜ、そんな短期間のイベントに大金を投入するのだろう。どうして世界の国々はオリンピック&パラリンピックを開催したいのだろうか。 平昌オリンピックのスピードスケート女子1000mで、小平奈緒(左)、高木美帆(右)を抑えて金メダルに輝いたヨリン・テル・モルスもオランダ人 ©️AFLO 「経済効果」 「市民へのスポーツ振興と普及」 これらは招致に立候補した国の多くが掲げる「開催による効果」だ。もちろん国によって多少の違いはあるが、これらが3本柱といっても過言ではない。 東京大会もこういった効果を望んでいたはずだが、新型コロナウィルスの影響で柱はすでにぐらついている。 ギリシャやブラジルは五輪後
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