年収が700万円以上あるにもかかわらず、貯金が100万円以下の人(以下、低貯金)は、「具体的な目標がないからお金が貯まらない」とよく言う。実際、低貯金の500人中42%がそう答えているが、「具体的な目標があるにもかかわらず、お金が貯まらない」についても3割の人がYESと回答している。 「家の頭金がなかなか貯まらないので、43歳のときに35年ローンで購入。繰り上げ返済を頑張るつもりでしたが、思うようにいきません」(低貯金・45歳・通信) また、低貯金の人の過半数が「お金は貯めるものではなく使う物だと思っている」のに対し、年収700万円以上で貯金600万円以上の高貯金な人の割合は500人中25%にすぎなかった。さらに、「将来の安心感や余裕よりも、今、居心地のいい環境や満足度の高い物などを手に入れたい」(低貯金41%・高貯金20%)も2倍の差がついた。 「一生懸命働いて、その分楽しく使う主義。今