2016年1月28日、独立行政法人都市再生機構(UR)との県道工事をめぐるトラブル解決の口利き料として、千葉県内の建設業者から多額の現金供与・接待を受けたと報じられた甘利明・経済再生担当大臣が記者会見を行いました。弁護士の調査結果を受けた甘利氏は、秘書による金銭授受と不正使用を認め、一連の騒動の責任をとって大臣職を辞することを表明しました。 平成26年2月1日に50万円を受け取った経緯 甘利明氏(以下、甘利):次に平成26年2月1日に、面会を設定した経緯および、50万円の授受の状況等について、A秘書が弁護士に説明した内容を申し上げます。 1月21日の午前11時30分頃、総務担当者が「相談したいことがある」と言って、大和事務所にやってきた。 S社が使っている土地上の社屋を移そうと思い、新しい土地を掘ったら産廃が出てきたので、S社の敷地の産廃撤去を企業庁にお願いしたいという話だったと思う。 総