だだ、「東京五輪の中止・延期」が民意とは書いたが、その民意も実際は危うい代物なのは確か。 上の記事は4年半前のものだが、この2016年の時点、『リオ五輪の閉幕直後に共同通信社が行った意識調査では、「東京五輪がとても楽しみ」「どちらかというと楽しみ」が合わせて63.4%だった』という。つまり、新型コロナの前から「東京五輪なんてやらなくていい」と考えていた人は実は少数派と言っていいだろう。 更に東京五輪の開催が決定した2013年当時となると、全国会議員722人の中で東京五輪開催に反対したのは山本太郎(当時、参院議員)ただ一人という事実もある。安倍の「アンダーコントロール」という嘘や、買収など五輪誘致にまつわる数々の問題があったのにも関わらず、何と他の野党議員は誰も東京五輪開催には反対していないのだ。 つまり、これは今は新型コロナの影響で東京五輪の開催に国民の8割以上もが反対しているが、そもそも