尾花監督、寺原20試合&真田80試合登板を厳命!…横浜 藤江の投球練習に鋭い視線を送る横浜・尾花新監督(右)。寺原、真田に壮大な指令を下した 横浜の尾花高夫新監督(52)が16日、2人のまな弟子に猛ハッパをかけた。ダイエー時代に指導した寺原隼人投手(26)と、巨人時代の教え子・真田裕貴投手(25)を、投手陣再建のキーマンに指名。優勝争いに割って入るため、寺原には20勝、真田にはシーズン80試合登板を厳命した。 まず尻をたたいたのは、今季ひじの故障などで13試合2勝7敗に終わった寺原だ。就任会見では「毎年15勝できるモノを持っている」と潜在能力を評価したが、先発の柱として、期待はさらに膨らむ。 「来季15勝? いけるでしょう。20勝を目標にしないといけない」と、ノルマを上方修正。ダイエーで不完全燃焼だった大器を、自らの手で完成に導きたい思いがある。「1球1球はいいものを持っている。それをどう