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李香蘭と原節子の時代に満州へ渡り、銀幕を支えた女性がいた。ある映画人の波乱の人生 【書評】著・岸富美子、石井妙子『満映とわたし』/評者 四方田犬彦 李香蘭(山口淑子)と原節子。2人はともに1920年生まれでありながら、対照的な女優人生を生きた。だがわたしは彼女たちの評伝を著した直後に、同じ年に生まれた、さらに重要な映画人を知ることになった。岸富美子である。 岸富美子は16歳のとき、原節子の主演映画のフィルム編集に関わることで映画界に入った。その後、満洲に渡り、李香蘭が活躍する満洲映画協会(満映)に移って編集者を務めた。いや、そればかりではない。満洲国が滅びるとかの地に残り、辛酸を舐めながらも新中国の映画人のために映画学校で教鞭をとった。記念碑的名作といわれる中国映画『白毛女』の編集も、実は彼女の手になるものだった。 本書はその岸の自伝を石井妙子がリライトし、随所に批評的なコメントを挿入して
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