アジアの歌姫と呼ばれて親しまれながら、1995年に42歳の若さで亡くなったテレサ・テンのアルバムが、5月から7月まで3ヵ月連続で紙ジャケットで再発されています。5月4日に発売された第1弾は、台湾や香港からのオーダーもあり、すぐに在庫切れ。追加でCDをプレスするヒット作となっています。 また、第69回〈カンヌ国際映画祭〉“ある視点”部門に出品され、今月18日の上映でスタンディング・オベーションを受けた、現在公開中の映画『海よりもまだ深く』(監督: 是枝裕和)でもテレサ・テンの「別れの予感」がフィーチャーされており、これについて是枝監督は「テレサ・テンの歌は団地住まいの主婦たちが秘かに憧れるドラマティックな恋愛を歌ったものが多いですよね? そんなところも“みんながなりたかったものになれるわけじゃない”というコンセプトにつながっています」と語っています。 日本初CD化を含み、3ヵ月で計28タイト
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