優れた台湾映画を表彰する「台北映画賞」(台北電影奨)の2017年のノミネート作品が16日、発表された。長編フィクション部門には興行収入4500万台湾元(約1億7000万円)を超えるヒットを記録したサスペンス「目撃者」や昨年のゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)で6部門にノミネートされた「再見瓦城」などが名を連ねた。ドキュメンタリー部門には、日本統治時代の台湾に生まれた、いわゆる“湾生”の画家、立石鐵臣をテーマにした「湾生画家・立石鐵臣」が入選した。
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Posted May. 17, 2017 10:15, Updated May. 17, 2017 10:16 1990年代に学生時代を過ごした人なら「お元気ですか」で代表される岩井俊二監督の「ラブレター(Love Letter)」(1995年)を浮かべることだろう。少年少女のたわいない初恋を描いた映画は、当時115万の観客を動員した。ラブレターだけでなく「4月物語」(1998年)、「鉄道員」(1999年)などは初々しい純粋な感性を描いた代表的なロマンスだった。いずれも日本監督の作品だった。 このように日本が主導したロマンス映画市場に台湾産の青春映画が根を下ろし始めた。化粧気のないすっぴんの制服姿の男女、青色に包まれた風景の中の自転車、繊細な手ぶりや表情…。「永遠なる夏(原題:盛夏光年、日本公開名:花蓮の夏)」(2006年)、「言えない秘密(原題:不能説的・秘密)」(2007年)、「聴説」
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