音に関わる文化は音楽だけではない。本書は、副題に「ノイズ都市論」とあるように、「都市」という、秩序と逸脱、集団と個人がせめぎあう場を、騒音の観点から考えようという狙いだ。近代国家と、そこに生きた人々は何を騒音と見なし、そこにどのような意味づけを行ってきたのか。著者は「はじめに」で「騒音とは常に反権力である」と書く。騒音の物理的な側面ではなく、文化的な側面に着目し、それを統率された音、あるいは管
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く