リム・カーワイ監督作『COME & GO カム・アンド・ゴー』が、11月19日より公開されることが決定した。 本作は、中国、香港、台湾、韓国、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ネパール、日本の9カ国・地域の人々が、頭上の飛行機が鈍く光を放つ大阪の空の下、平成から令和に変わった今の日本でサバイブするリアルを描く物語。 出演は、日本から千原せいじ、桂雀々、渡辺真起子、兎丸愛美、尚玄など参加。アジアからは、ツァイ・ミンリャン監督作品で知られるリー・カーション、ベトナムのトップスター『ソン・ランの響き』のリエン・ビン・ファット、マレーシアの国⺠的スターJC・チー、ネパールの⺠謡歌手モウサム・グルン、日本・ミャンマー合作ドラマ『My Dream My Life』のナン・トレイシーらが集結した。 カーワイ監督は、大阪を中心に活動を続けている、中華系マレーシア人。これまで北京で『アフター・オール・ディー
Posted September. 03, 2021 08:27, Updated September. 03, 2021 08:27 世間を知らなかった若い頃、どうして本当の悲しみを実感できるだろうか。それらしい詩句を探して、心配事が多いように振舞ったにすぎない。人生で艱難辛苦を経験した後に抱く悲しみこそ真の悲しみだと言えるだろう。しかし、本当の悲しみを知った今、生半可にそれを口にすることは、むしろ恐ろしく慎重になる。やるせない思いを吐露しようとしたが、突然「さわやかで良い秋の日よ」とひとこと言って、かんぬきをかける。その理由は何か。 南宋の朝廷は当時、中原地方を占める女真族の金と和解するか、故郷を取り返すために決死の抗戦をするか葛藤した。主和論に大勢が傾き、主戦派だった詩人は僻村に追いやられた。愛国的情熱をテーマに多くの作品を書き、実戦の経験もある武装として、詩人が味わった挫折は相当な
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