放射能汚染の時代を生きる~京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち~2011年10月23日(日)深夜25:00-26:00 大阪MBS関西ローカル 技術先進国の日本では、決して起こることはないとされてきた原子力発電所の重大事故。3月11日の東京電力福島第一原発の事故で、それが現実のものとなった。京都大学原子炉実験所の助教、小出裕章さんと今中哲二さんは、原子力の専門家の立場で、重大事故の危険に警告を発してきた。原子力の世界で"異端"視されてきた彼らはいま、何を思い「フクシマ」後の世界をどのように生きようとしているのかを追う。 東日本大震災にともなう福島第一原発の事故が起きて、7か月以上になります。 取材を始めたきかっけは、2008年3月の洞爺湖サミットで「原子力はCO2を出さない、未来のエネルギー」と宣言に盛り込まれたことに私自身が、違和感を持ったからです。そんな折、京大原子