■前回: 【レポート】IDF Fall 2010 - 大原雄介の「Sandy Bridge」徹底解説・その2 キャッシュとRing Bus 続いてはキャッシュである。Sandy Bridgeの場合、L1/L2キャッシュに関しては従来のNehalem同様に、 L1:命令/データ分離 32KB/8-way×2 L2:命令/データ共用 256KB/4-way であると見られる。Core 2→Nehalemに関してはL2の構造が変更になった事もあって色々変わったが、現在公開されている情報を元にする限り、Nehalem→Sandy Bridgeに関してはL1/L2に関しては構造・アクセス速度・帯域などは特に変化が無いようだ。ただし呼び方はちょっと変わり、L2がMLC(Middle Level Cache)、L3はLLC(Last Level Cache)となった。その割にL1がFLC(First