大阪大学大学院医学研究科の不二門尚教授の研究チームが網膜の異常で失明した網膜色素変性症の患者の視力を部分的に回復させることに成功したそうです。 しかも、日本で人工視覚に成功した例は、初めてだそうですよ。 今回採用された方法をまとめると、以下のようになります。 1.CCDカメラで取得した画像情報を体外の装置で電気信号に変換し、 変換した電気信号を体内の装置に送る。 2.体内の装置は受け取った電気信号を網膜の外側にある強膜に装着した刺激電極のチップに送る。 3.刺激電極の チップから弱い電流を流し、眼球内の帰還電極を経由して網膜内の視神経細胞を刺激する。 上記の方法で実験した結果、6人中5人の効果が確認されたそうです。 この実験でランダムにPC画面上に現れる白色の棒の指差しができた女性は「白い光がはっきりと見えて、棒の位置を追えました。光が見えるというのは素晴らしいです。」と話したそうです。な