僕は、実際のギャンブルの現場と同じように、生活のあらゆる状況においても、常に「レベル3の視点」で働くことを心がけているんです。 まず"レベル1"は、「自分視点で動くこと」を指します。あくまでも主眼は自分のみとなり、自分のことに対して一生懸命に努力はできますが、あくまでも自分のことだけで精いっぱいというレベルを指します。 "レベル2"になると、「相手を読む視点」が加わります。たとえば、サラリーマンであれば、仕事で関係ある相手を知ろうとすることがこれに当たります。ポーカーなどのギャンブルの現場でいえば、相手のカードを読むことです。勝負で勝つためにこれは絶対必要ですし、サラリーマンの場合、社内や取引先で一緒に仕事をする人がどんな性格で、どんな思考能力をもっているかを理解しようとするのは必須です。そのうえで、いろいろ対策を講じられる。つまり、"彼を知り、己を知れば、百戦殆うからず"(孫子)というこ