(CNN) バングラデシュの貧困層向け融資(マイクロファイナンス)事業でノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行創始者のムハマド・ユヌス氏に対し、同国政府が高齢を理由に退任を要求している。 同国のムヒト財務相によると、ユヌス氏は政府の退任要求に対し、「私が身を引けばグラミン銀行はつぶれてしまう」として拒んだという。 ムヒト財務相は15日、「バングラデシュでは通常、銀行頭取の定年は65歳だが、ユヌス教授は70歳だ」と述べた。取締役の留任は問題ないとしている。 ユヌス氏は2006年のノーベル平和賞受賞者。退任要求は政治とは無関係だとムヒト財務相は強調しているが、ユヌス氏は国内での政治家批判や、4年前の暫定政権時代に野党を結成しようとしたことが原因で圧力をかけられているとの指摘もある。野党構想はその後頓挫した。 最近ではノルウェーから援助資金の不正な移転の疑いがあると指摘され、1月にはバングラデシュ
バックナンバー Q マイクロファイナンスは、日本では普及しているのかな。 A 貧困層の増加で注目され、事業に力を入れるところも少しずつ出てきている。岩手県消費者信用生活協同組合は2009年、生活改善を目的にした無担保融資を強化。金利は年8.98%で100万円まで貸し出す。借り手の6割以上は年収250万円未満で失業したり、収入が大幅に減ったりした人が多い。 Q うまくいってる? A 無駄な支出を洗い直して返済につなげているケースが多いという。バングラデシュのグラミン銀行と同じように借り手との話し合いに時間をかけ、家族など周囲の支援態勢を築くことに力を入れている。東京都や福岡県などの非営利組織もサービスを始めている。 Q 日本でも必要としている人は多いんだね。 A 米国やフランスなど先進国の貧困問題でも一定の成果を上げている。政府は多重債務者問題をきっかけに昨年、一般の金融機関に対
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今日発覚した事! 門倉さん、なんと カラーアナリストの資格を 持っているんだそうです。 実は門倉さんの趣味は絵を描くこと。 その一環でカラーの勉強も されたんですって。 人は意外な一面を持っているものですね。 さて、今日の門倉さんのお話は、バングラディシュのグラミン銀行。 バングラディシュは1990年に民主主義になって政情が安定して以来 経済成長を続けています。 時に近年はインドの高成長の恩恵も受けているようです。 そこで今、日本の企業のバングラディシュへの進出が目立ってきています またバングラディシュは人件費がとても安いことも大きな魅力。 バングラディシュの人件費は月額47.2ドル。 中国の広州の5分の1程度なのだそうです。 ただ、バングラディシュの国民の貧困率は36パーセント。 この貧困の救済に大きく貢献しているのがグラミン銀行です。 日本の企業もこ
貧困層の自立を目指し、仏教圏の僧侶による人道支援ネットワーク「四方僧伽(しほうさんが)」が設立した出資銀行「仏陀(ぶっだ)バンク」がアジア各国に広がっている。この1年半の間に6カ国の農村で資金が利用され、自立を果たした人からの返済率は99%。発案した福岡県朝倉市の報恩寺副住職、井本勝幸さん(45)は「住民が食べるのに困らない状態にしたい」と、さらなる輪の広がりを狙う。 仏陀バンクは、住民一人一人の経済的な自立を目標に、事業を始める個人に無利子で出資するシステム。資金はすべて四方僧伽のネットワークで集まったお布施でまかない、各地区の「仏陀バンク委員会」が借り手の事業、返済計画を審査し、出資している。 貸出先はアヒル養殖の主婦やバイクの修理屋、雑貨商、薬局などさまざまで、昨年4月にカンボジアでスタートして以降、バングラデシュやタイ、スリランカなど計6カ国、19カ所の農村部に拠点が拡大している。
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