トップ | レポート | WWマガジン | ブックス | メールマガジン | リンク | 各種ご案内 トップ > レポート一覧 > WorldWatch News 2007/07 →amazon.co.jpで注文する。 →書店で注文する。 ビル・クリントン絶賛、レスター・ブラウン最新刊「PLAN B 3.0」人類文明を救うために発売開始 1984年創刊、世界で読まれている地球環境問題のロングセラー本『地球白書』、最新版発売! WorldWatch News 【水資源】世界人口の1/6が安全な水を飲めない、途上地域の水と衛生 アラナ・ヘロ(Alana Herro) アフリカ南部のアンゴラでコレラが発生、2006年2~6月に患者4万3000人、死者1600人余りを出したとニューヨーク・タイムズ紙が6月に伝えた。 安全な飲用水と公衆衛生施設の供給不足が原因とされる。世界保健機関(WHO)によれば
みなさんは、地球にどれだけの水があるかご存知でしょうか。 現在、地球に存在する水の総量は約14億立方キロメートルです。これは、地球全体の表面を3000メートルの深さまで覆うぐらいの量になります。こう言うと、水は無尽蔵にあるかのような印象を受けますが、この水がすべて使えると思ったら大間違いです。 人間が利用できる淡水は、そのうちたったの2.7%にすぎません。しかも、淡水の75.2%は氷河や凍土となっており、現実に私たちが利用できるのは淡水全体の24.8%程度、つまり937.4万立方キロメートル(=14億立方キロメートル×2.7%×24.8%)です。 地球上に存在するほとんどの水が利用できないうえに、利用可能な地下水・地表水は特定の地域に偏って存在するため、世界で5億~10億人の人々が慢性的な水不足に苦しんでいます。 そして、将来は水不足の問題が一段と深刻化してくることが予想されています。地球
地球温暖化の影響で、2050年ごろにはアジアの10億人以上の人々が水不足にさらされるほか、沿岸地域の水没やコレラの蔓延、食料の高騰など深刻な影響が起きる可能性があるとの予測が、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第2作業部会がまとめた新たな報告書案に盛り込まれていることが18日、明らかになった。 報告書では、今世紀末ごろと予測される約40センチの海面上昇の結果、アジアの1,300万〜9,400万人が浸水被害に見舞われると推定。海面上昇が1メートルに達すれば、日本でも東京、大阪などの400万人が危険にさらされるとしている。 IPCCは、温室効果ガスの排出削減だけで影響を防ぐことは難しいとして、防災対策の強化や水資源保全策の充実の必要性を訴えている。 報告書案は、温暖化の最大の脅威は気温上昇と雨の減少による水不足だと指摘。重要な水の供給源になっているチベットやヒマラヤの氷河が縮小すること
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