ムンバイで6日、インドの企業関係者らとの会合に出席したオバマ大統領=APムンバイで6日、08年の同時テロ事件の現場となったタージマハルホテルを訪れたオバマ大統領夫妻=ロイター 【ムンバイ(インド西部)=村山祐介】オバマ米大統領は6日、インドのムンバイに入り、アジア4カ国歴訪を開始した。インドなどアジアへの輸出拡大による雇用確保に重点を置き、早速「トップセールス」を展開。インドと民主主義国同士の連携を示し、中国を牽制(けんせい)する狙いもある。 オバマ氏は到着早々、米ハイテク製品の輸入を手がけるインド企業や米企業人との会合に駆けつけた。ゼネラル・エレクトリック(GE)やボーイングなど200人以上の米企業幹部が参集。「米企業はインドの成長を支える用意がある」と売り込むとともに、規制緩和を通じて輸出拡大を目指す方針を表明、インド側にも規制緩和を求めた。 訪印にあわせ航空機や発電用ガスタービ
国際社会から自由や公正さの観点で批判が出ているミャンマー総選挙だが、隣国インドは静観の構えだ。インド政府は1993年、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんに人権賞を贈り、ミャンマー民主化を支援してきたが、需要が高まる天然ガスなどの資源の調達先として、軍事政権との関係を構築する実利外交路線に転換したためだ。 軍政トップのタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長は今年7月にインドを訪問、両国の関係強化を確認するとともに総選挙への理解をインド政府に求めたとみられている。(共同)
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