工学院大学は新しい海外留学プログラムを始める。学生と一緒に教員も留学先の英国に派遣するのが特色。学生は現地の提携校で英語を学びながら、専門科目は日本語で受講する。従来の留学は英語で専門科目を受講しなければならず、単位取得が難しかったという。学費は大学側が負担し、語学力や費用を不安に感じていた学生の海外留学を後押しする。「ハイブリッド留学プログラム」と銘打ち、まず今夏から建築学部の学生の3年生2
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300人に1人が悩まされているという「耳鳴り」について、和歌山県立医科大の研究グループは、原因となる脳の関連部位が明らかになったと発表した。同医科大は「発症メカニズムの解明に迫る研究成果」としており、治療法の開発が期待される。 耳鳴りは、実際には音がしていないのに何かが聞こえるように感じる現象で、ひどくなると精神を病んだり、自殺に追い込まれたりする深刻なケースもあるという。根本的な原因は不明で治療法が確立されていないため、複数の病院を渡り歩く患者も少なくない。 同医大は平成23年5月、耳鼻咽喉科や神経精神科、生理学、解剖学などの医師による共同研究グループを立ち上げ、重度の耳鳴りに悩む患者24人に対してMRI検査を実施。重症患者ほど脳の特定部位のネットワークに異常があり、耳鳴りの音は聴覚とは関係なく脳で作り出されていることを突き止めた。
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