愛知県警千種署は15日、名古屋大に爆発予告をしたとして威力業務妨害の疑いで、同大の元学生で名古屋市昭和区西畑町23、職業不詳中村譲容疑者(20)=6月に退学処分=を逮捕した。 逮捕容疑は6月30日午後1時すぎ、名古屋市千種区の名古屋大に「爆弾を仕掛けた」などと電話し、同日午後の講義を休講させて大学の業務を妨害した疑い。中村容疑者は容疑を否認している。 千種署などによると、休講で約1750人の学生に影響が出た。中村容疑者は3月に大学の事務職員に暴行した疑いで現行犯逮捕され、有罪が確定し、大学が6月17日に退学処分としていた。 名古屋大は「元学生が逮捕されたとの連絡を千種署から受けたが、コメントは差し控える」としている。