日経HRが1月5日に発表した「『都内の大学・大学院生の就職活動』に関する調査結果」によると、学生の約半数がスマートフォンを使って就職活動をしているという。インターネットによるアンケートで、都内の主要大学・大学院に通う2012年3月卒業予定者654人の回答をまとめたもの。調査期間は2010年11月26日~12月3日。 この調査では、行きたい業界の上位3つが「商社」「銀行」「生保・損保」の順で並び、1位の商社は支持率29.2%と3人に1人が志望業界に上げていることなどを紹介している。また「業務内容」「福利厚生」「知名度」といった点は重視する項目の中で大きくポイントを落とし、逆に「国際性」が上昇するなど、厳しい就職事情を反映する結果となっていた。海外勤務に対しては6割以上が前向きな姿勢を示した。 そんな中で興味深いのは、携帯通信機器の利用状況だ。学生に普段使用している端末の種類を訪ねたところ、「