日清食品のブランドサイトはそれぞれ強烈な個性を放つ。「カップヌードル」では、誕生秘話、歴代商品や世界各国の商品の紹介という重厚なデータベースでブランドの奥深さを強調するとともに、制限時間3分間の数々のミニゲームを用意し独特の世界観をアピール(【図1】)。「どん兵衛」は全く趣が異なる「どんらんど」を展開(【図2】)。和の色調で統一し、全国のうどん・そばの名店紹介、マメ知識、プレゼント付ゲームなどでオリジナリティ溢れる世界を構築する。一方、「チキンラーメン」では「チキラー島」を開設(【図3】)。ユーザーがツールを使って絵を描いて応募したり、グリーティングカードを作って他のユーザーに送るなど、子供が楽しめるミニコンテンツが満載。「チキンラーメン」ブランドを幼少期から訴求する「原体験マーケティング」を推進する。そして、それぞれが製品別の独立したドメイン名で展開している。 「ナビゲーションやCIマー