マッキャン・ワールドグループで約15年にわたり、アジア、オーストラリア、ヨーロッパのグローバルブランドに携わってきたシニア・クリエイティブ・ディレクターが、広告業界に見切りをつけた理由を語る。 最近、ジェイ・ウォルター・トンプソンのグローバル・チーフ・クリエイティブ・オフィサー(ちなみに広告業界のクリエイティブ畑出身者がたどり着けるのは、せいぜいこの役職まで)で友人のマット・イーストウッドが、インドのウェブ版ビジネス誌「ライブミント」のインタビューを受けました。インタビューの中で彼は、「今こそが、広告業界で仕事をする最高のタイミング」と強調し、その理由を「(単なる広告にとどまらず)新しいプロダクトを発明できる時代になったから」と語っています。 彼は基本的に、今日の広告はかつてよりも幅が広がり、広告会社で面白い仕事ができるときが来たと言っているわけです。確かにそうかもしれませんが、広告会社が
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