「広告主は良い内容の記事を書いてほしいと思っており、ブロガーは自分のブログを個人の自己表現の場であると思っているもの」。この折り合いをつけるのが難しいとライブドアの田端氏は言う。 「悩みながら試行錯誤しているのが正直なところだが、我々は基本的には読者をだまし討ちするようなことはないようにしている。手法で言うとペイパーポストはやっていない」(田端氏) それでも自ら「グレーゾーン」と認める事例もある。ライブドアでは、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)さんのタブレットPCをブロガーにモニター提供し、ブログ記事を書いてもらったことがある。 PCは高額な商品であるため、「モニター利用というのが事実上『金品』の『品』のほうの提供じゃないかと言われたらそうかもしれない」としながらも、「非常におもしろい記事があがってきた」成功事例であったという。 日本HPはタブレットPCをビジネスツールとしてて設計
