NTTドコモは11月25日、花粉の飛散量、二酸化炭素の濃度、紫外線の照度や気象情報などを自動測定/蓄積する「環境センサーネットワーク事業」を開始すると発表した。12月21日よりシステムを試験運用する。 NTTドコモは環境センサーネットワークシステムで測定したデータを、気象情報提供事業者や製薬会社、医療機関、自治体などに提供する。 12月に関東および静岡に300カ所の観測拠点を構築してシステムを試験運用した後、2010年1月から商用化し、花粉の飛散量に関するデータを提供する。観測拠点については、2010年度で全国2500カ所とし、将来的には9000カ所まで拡大する予定だ。データについては今後、二酸化炭素濃度・紫外線照度や気温、降水量などの気象情報も扱う計画となっている。 なお、環境センサーネットワーク事業の開始に合わせ、NTTドコモはウェザー・サービスと資本提携している。