■「再公営化」と「しょぼい起業」 この10年、いや15年、行政はその「支援システム」の内実を民間(主としてNPO)に投げている。 ここ40年ほど世界を席巻する新自由主義/ネオリベラリズムではあるが、民営化を声高に叫び行動化した前世紀と比べて今世紀に入ってからは、だいぶソフトになってきた。 そのソフト化は、ときに「第3の道/3rd way」とも呼ばれ、イギリスのブレア時代初期にみられたように、ある種の「救い」だとも捉えられたようだ。 が、ブレアは失敗し、第3の道は、いまや21世紀型新自由主義/ネオリベラリズムともみなされ始めている。 欧州を中心に、この頃は「再公営化」が唱えられているようだ(再公営化という選択 世界の民営化の失敗から学ぶ)。 あるいは、この日本では、「しょぼい企業」が唱えられ、その書籍が話題になっている(しょぼい起業で生きていく Kindle版)。 いずれにしろ、日本では慶応
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