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ブックマーク / www.crow404.com (2)

  • 「死にたい」と検索する人の数と「ちょっと死んでみる」方法

    「死にたい」という言葉の検索数を調べてみた グーグルのキーワードプランナーというサービスがある。 インターネットに広告を掲載したい人が、「キーワード」を探すときに使うもので、たとえば「黒酢にんにく」を売りたい人が、この言葉が月にどれくらい検索されているかを教えてくれるのだ。 先日、このキーワードプランナーを使っていて、思いつきで「死にたい」という言葉の月間検索数を調べてみた。 どれくらいだったと思いますか? ちなみに、「心理学」というキーワードの検索数は月に60500回だ。 「死にたい」という言葉を調べてみると、次のような画面が出てくる。 なんと16万5000回も検索されているのだ。それだけ、死にたいと感じている人が多いということだろうか。 平均月間検索ボリューム(月ごとの検索回数)のグラフを見ると、4月、5月と上昇し、6月がもっとも高くなっている。関連キーワードなどを合わせて、30万件ほ

    「死にたい」と検索する人の数と「ちょっと死んでみる」方法
  • 「ウェルテル効果」と「パパゲーノ効果」から読み解く自殺と報道の関係

    先月のドイツのジャーマンウイングスの墜落事故は、副操縦士が意図的に行った、いわば自殺行為だといいます。宗教的・政治的なテロリズムではなく、個人が多くの人々を巻き込んで自殺したことは非常にショッキングな事件でした。 太刀川弘和「自殺予防とメディア-ウェルテル効果とパパゲーノ効果」、精神科治療学 30(3) ; 369-374, 2015 では自殺とメディア報道について、ウェルテル効果とパパゲーノ効果という二つの現象が紹介されていました。 ウェルテル効果、パパゲーノ効果とは何でしょうか? ウェルテル効果(Werther effect)とは、有名人や新奇な方法による自殺事件がメディアで報じられた後、似たような自殺が生じるという現象です。 ゲーテの『若きウェルテルの悩み』がベストセラーになった後、失恋した若者が自殺を図る事例が増えたことに由来しています。ウェルテルと同じ方法で自殺をする人が続いたた

    「ウェルテル効果」と「パパゲーノ効果」から読み解く自殺と報道の関係
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