「AIの性能を上げている場合ではない」──東ロボくん開発者が危機感を募らせる、AIに勝てない中高生の読解力:「ロボットは東大に入れるか」成果報告会(3) 「東ロボくんの性能を上げるよりも、中高生の読解力向上が直近の課題」――国立情報学研究所(NII)が14日に開催した人工知能(AI)開発プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の2016年成果報告会で、中心メンバーの新井紀子教授が警鐘を鳴らした。 NIIの調査によれば、中学生よりも(文脈を理解できない)AIのほうが文章を読めているという事例があるという。「正直言って、東ロボくん(AI)の性能を上げるよりも中高生の読解力を向上させるほうが国民としては直近の課題だ」(新井教授)。
5月のある朝、日テレの『スッキリ!』を見ていたら、 「ロボット、プログラミング、化学実験…大人気! 今ドキ小学生“理系"の習い事」 という特集がありました。 年長の長男が、「やりたい!申し込んで!」と懇願するので、一番興味をもった【ヒューマンアカデミーのロボット教室】の無料体験 に参加してきました! ヒューマンアカデミー ロボット教室とは ロボット作りの工夫や試行錯誤を通して、自分で考え、自分で成し遂げるチカラを伸ばす。 教材はこどもが大好きなロボット。テキストや図面を自分でよく見て自ら手を動かし、頭を働かせて組み立てます。その繰り返しが、集中力や観察力、想像力、創造力、思考理力、立体感覚を養いながら、理科や科学に対する興味を膨らませてくれます。 「エボルタ」「ロビ」などの開発者、高橋智隆先生 監修 「楽しんでいるうちに自然に学んでいた」と実感できるように、動きも学べるテーマも違うバリエー
通称「東ロボくんプロジェクト」。NHKでも報道があった通り,発表会があったので参加してきた。以下にレポートを書いたが,超長くなったので,簡潔に先にまとめておく。 ・入試は「暗記とパターン」だが,パターン作りというのは,実際には高度な人間の知的能力。だから大学入試を選んだ。 ・最終的にコンピュータに身につけて欲しい能力(=東大入試突破に必要な能力)は3つ。「深く正確な(自然言語の)構文解析と意味合成」・「パラフレーズ同定」・「文章の要約」。これらは現在の人工知能ではできない。 ・ただし,今回は初回なので,挑戦する入試をセンター試験(模試)に絞った。また,最終的に欲しい能力を目指す本質的な研究ではなく,今回は,小手先の,現状可能なアプローチだけで,どれだけセンター試験で得点できるかに挑戦した。そのセンター模試の結果は約4割の得点率(387/900)。足切り回避まで,まだまだ先は長い。 (筆者注
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