Pythonで機械学習を使ったデータ分析作業を始めるのは簡単。無料で利用できるオープンソースの開発環境があるからだ。代表的なものには、米グーグル(Google)が提供する「Google Colaboratory(グーグル・コラボレートリー)」が挙げられる。 これは、グーグルの仮想マシン上でJupyter Notebookを使える開発環境だ。Jupyter Notebookは、Pythonプログラムを対話形式で開発できるツールである。 Google Colaboratoryは定番ライブラリーが使える状態で提供されているので、Pythonライブラリーを使って分析/機械学習を学ぶといった用途には最適だろう。Googleアカウントがあれば利用できるのも大きなメリットだ。そこで筆者もプログラムを実際に記述してみることにした。 scikit-learnでモデル作成 作成したプログラムは線形回帰分析のプ