三菱電機は2020年5月28日、データを活用した付加価値の高い新たな製品やサービス創出を目指し事業部を横断した統合IoT基盤「ClariSense(クラリセンス)」を構築しグループ内に展開すると発表した。 「ClariSense」は、総合電機メーカーとして三菱電機が持つさまざまな機器の知見や、AI技術やセキュリティ技術などを活用し、三菱電機の全社横断で一元的に整備したIoT基盤である。「ClariSense」という名前は「機器からセンシング(Sense)した情報に潜む本質(Essence)を見抜き(Clarify)、課題を解決する」ことを意味する造語である。 IoTシステム統一設計ガイドラインやソリューションライブラリなども一元的に整備し、同社のさまざまな事業によって得られるデータを横断的に活用し新たな価値創出につなげる他、迅速なIoTシステムやソリューションの開発を可能とする。また、Io