今年の3月にリリースされたJava8では、関数型インターフェース、ラムダ式、Stream、Optionalなど、関数型言語の仕組みが導入された。 このブログでも、これまでJava8の新機能の解説記事をたくさん書いてきたが、具体的にどんな場面で使えばいいのだろう、と素朴に疑問を感じている人もいるかもしれない。そこで、今回から何回かに分けて、実際のプログラミングですぐに使えるJava8の新機能を紹介していく。 まずはStreamの基本的な使い方から始めよう。 コレクションをfor文で操作する ここでは、シンプルなPersonオブジェクトを例に取り上げる。 public class Person { private String name; private boolean maleFlag; private int age; public String getName() { return th