昔々あるところで、おじいさんとおばあさんがクローニングしていました。 おじいさんが山にライゲーションに、おばあさんが川にPCRに行くと、川上から「アンプリファ〜イ アンプリファ〜イ」と大きな桃が流れてきました。 「こんな突然変異の桃は見たことがない。家に持ち帰ってゲノムを読んでみたい」 おばあさんが桃を家に持ち帰り、ミニプレップすると、中から純度の高い赤ん坊が精製されました。 「この子の名前はpMomotaroにしましょう」 37℃でインキュベートすると桃太郎はすくすくと育ったので、グリセロールストックを作りました。 ある日桃太郎は言いました。 「ここまで僕をカルチャーしてくれてありがとう。鬼ヶ島をコンタミネーションさせて論文サブミットを阻止します」 桃太郎が、武器の活性を失わないよう温度に気を遣いながら鬼ヶ島に向かっている途中、E. coli(大腸菌)のコロニーをピックしました。 「お腰