21日投開票の参院選に、過去15回の出馬ですべて落選した「スマイル党」総裁・マック赤坂氏(64)が出馬したことで、思わぬところに影響が出た。 「実はマック氏の出演したドキュメンタリー映画の公開が選挙期間とかぶってしまい、“お蔵入り”してしまうのでは、と言われている」(映画関係者) “お蔵入り”の危機にあるというのは「映画『立候補』」という作品。夢追い人に迫る構想で、供託金300万円を出してまで“負け戦”に打って出る泡沫候補に焦点を当て、2011年の大阪府知事選から1年以上をかけて密着した記録映画だ。マック氏以外の候補者も出演している。 「マック氏が日本酒を飲みながら演説する様など選挙活動を一貫して“引いた目”で追ったものですが、出馬したことでマック氏を応援するプロパガンダと受け取られることを懸念している。同氏を前面に出していた宣伝ポスターやチラシも急きょ差し替えるなど自主対応に追われ