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二階堂奥歯に関するchi-ron-nu-pのブックマーク (1)

  • 【手帖】読書とは、毒を喰らうこと(1/2ページ)

    今年の屋大賞で「超発掘」に選ばれた二階堂奥歯著『八脚の蝶』(ポプラ社・1800円+税)について再び触れたい。 書は早大哲学科を出て編集者として働いていた女性の2001年6月13日から2003年4月26日までのウェブ日記である。尖鋭(せんえい)かつ繊細な美意識に貫かれた女性らしい日常も記されているが、これはもはや特異な読書日記といったほうがいいだろう。目まいのしそうな「難解」なが次から次へと紹介される。 奥歯は《好きなを3冊選べと言われたら》と前置きして、ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』、ボルヘス『伝奇集』、レアージュ『O嬢の物語』を挙げる。そしてその中から1篇の言葉だけを選ぶとしたら、それはボルヘスの「バベルの図書館」にある次の言葉だという。 《宇宙は、真ん中に大きな換気孔があり、きわめて低い手すりで囲まれた、不定数の、おそらく無限数の六角形の回廊で成り立っている》 哲学と

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