きょう12月28日のニュースの中で断然注目すべきはこのニュースだ。すなわち「トモダチ作戦」に派遣された米原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員8名が東京電力を相手に94億円の損害賠償訴訟をカリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁に起こしたというニュースだ。福島原発事故の影響が正確に伝えられなかったため被曝して健康被害を受けたからだという。さすがに訴訟国の米国だ。どんな事でも訴訟のネタにする米国人の感覚に私は違和感を覚える。時として法外な賠償を命じる米国の判決には疑問を抱く。そして訴訟と言えば日本企業がカモにされる事をトヨタや三菱などの過去の例で我々は知っている。それに東電を訴えるのであれば同時に「トモダチ作戦」を命じた在日米海軍司令をも訴えなければ片手落ちだろう。彼らは被曝線量をつかんでいたに違いないからだ。しかも原子力空母の乗組員だ。原子力空母は大丈夫なのかという皮肉の一つも言ってみたく