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  • 皮膚のかさつきを防ぐ温度センサーの働きを解明

    概要皮膚のかさつきは、皮膚のバリア機能が弱まり、肌から水分が蒸発しやすい場合に起こるといわれています。今回、生理学研究所の曽我部隆彰(そかべ・たかあき)助教と富永真琴(とみなが・まこと)教授らの研究チームは、表皮角化細胞(ケラチノサイト)にある温度センサーTRPV4(トリップブイフォー)が体温を感じてカルシウムを細胞に取り込み、ケラチノサイト同士の接着をより強くし皮膚のバリア機能を高めていることを明らかにしました。これによって、冬の乾燥肌など、気温や季節に依存した肌コンディションの変化を防ぐには皮膚温を保つことが重要である可能性を示しました。最も権威のある生化学雑誌Journal of Biological Chemistryで4月22日(電子版)に報告されました。同誌7月号にて"Paper of the week"として注目論文として紹介される予定です。 研究チームが注目したのはTRPV

    chiba_h
    chiba_h 2010/07/20
    TRPV4は体温によりケラチノサイト間接着を強める働きをしている。冬の乾燥肌は皮膚温度低下によるTRPV4の働き低下が一因と考えられる
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