シュレーディンガー方程式、積分公式に猫を組み込んだデザインです。 知識と遊び心が融合した、理系数式と猫のデザインが特徴のユニークなデザインです。数式や科学的な要素を取り入れたデザインが、知的な雰囲気と遊び心を両立させています。知的好奇心を持つ方々や、猫と科学に興味をお持ちの方にぴったりのアイテムです。 ClubTで販売中。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
「蒸気圧縮」の原理を発見したファラデー(左)。彼はまた、液化アンモニアによる冷却も発見し、後にカール・F・リンデがアンモニアを冷媒とした冷蔵庫を発明している(右) photos by gettyimages 新技術の意義を理解するために、まずわれわれは、そもそも冷蔵庫がなぜ「冷える」のかを知らねばならない。そう、そんなこともわかっていなかったのだ。 じつは、現在の冷蔵庫が冷えるのは「蒸気圧縮」という基本原理のおかげである。藤田さんによれば、この原理を最初に発見したのは、電磁気学の立役者の一人であり名著『ろうそくの科学』でも知られる、あのマイケル・ファラデーだそうだ。19世紀の話である。 「液体が気化するとき、周囲の熱を吸収します。これが気化熱です。この気体を圧縮すると温度が上がり、吸収した熱が外に捨てられます。これを利用して20世紀初めに発明されたのが、電気冷蔵庫です。気化したガスが熱を吸
早起きは本当に必要なのだろうか。明治大学の堀田秀吾教授は「学校の始業時間を約1時間遅らせると、成績が平均4.5%向上したという報告がある。夜型人間に無理に早起きさせても、注意力が散漫になり、睡魔に襲われやすくなる」という――。(第1回) 【この記事の画像を見る】 ※本稿は、堀田秀吾『「不安」があなたを強くする』(日刊現代)の一部を再編集したものです。 ■始業時間を遅らせると成績が平均4.5%向上 働き方が多様化し、「始業時間が遅くなった」「ランダムになった」という方は少なくないかもしれません。 午前9時の始業が午前10時に後ろ倒しされるだけで、時間の使い方は大きく変わるでしょう。 実際、後ろ倒しにするメリットが報告されています。 ワシントン大学のダンスターらは、「学校の始業時間を約1時間遅らせると、生徒の睡眠時間が30分ほど長くなり、成績の向上にもつながった」と報告しています。 ダンスター
トヨタ自動車の生産現場には、「よい品(しな)、よい考(かんがえ)」という標語がある。これは一体どういう意味なのか。ノンフィクション作家の野地秩嘉さんによる連載「トヨタがやる仕事、やらない仕事」。第12回は「トヨタが徹底している清掃ルール」――。 【この記事の画像を見る】 ■「すべてをピカピカにする」ことが目的ではない どこの会社でも掃除をやります。 特に生産現場は職場環境をきれいな状態に保つために気を配っていることと思います。 トヨタの生産現場でもそれは同じ。一般の工場と同じように整理、整頓、清掃、清潔を大切にしています。4つの作業をローマ字読みにした頭文字をとって4Sと言います。 まず、整理とは要らないものを捨てることです。 そして、整頓とは必要な部品、工具などをすぐに取り出せるような状態にしておくこと。そのためには棚を分類し、わかりやすい表示をしたりしています。 清掃とは文字通り、掃除
逆蛍石型リチウム鉄酸化物(左)と開発した準安定相(右)の結晶構造。赤、黄緑、茶色の球はそれぞれ酸素、リチウム、鉄原子を表し、準安定相では各原子の位置が等価に配列した逆蛍石構造を形成(東北大提供) 東北大学の小林弘明講師と本間格教授、名古屋工業大学の中山将伸教授らは安価なリチウム鉄酸化物で電池正極材を開発した。鉄と酸素の酸化還元反応を利用できる。リン酸鉄リチウム正極材に比べて電池容量が2倍になった。供給リスクを抑えた低コスト電池の開発につながる。 【動画】切ったり折り曲げたりしても使える「全固体電池」 逆蛍石型リチウム鉄酸化物(左)と開発した準安定相(右)の結晶構造。赤、黄緑、茶色の球はそれぞれ酸素、リチウム、鉄原子を表し、準安定相では各原子の位置が等価に配列した逆蛍石構造を形成(東北大提供) 逆蛍石型リチウム鉄酸化物を電極に利用する。この物質は鉄の酸化還元反応に加えて酸素の酸化還元反応を利
文/池上信次 ジャズ・ジャイアンツにまつわる逸話はとても多いですよね。音楽に直接かかわること、かかわらないことさまざまですが、それらを知ると想像力が刺激されて、ジャズ鑑賞をより面白いものにしてくれていると思います。逸話だけを集めた書籍も昔からたくさん出版されていますから、ジャズ・ファンは「逸話好き」体質なのかもしれません。そして、逸話は語り継がれるうちに淘汰され、生き残ったものが「伝説」になるわけですが、さすがにそこまでになるものは印象も強烈です。 『マイルス・デイヴィス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ』(プレスティッジ) 演奏:マイルス・デイヴィス(トランペット)、セロニアス・モンク(ピアノ)、ミルト・ジャクソン(ヴァイブラフォン)、パーシー・ヒース(ベース)、ケニー・クラーク(ドラムス) 録音:1954年12月24日 クリスマス・イヴのスタジオ・レコーディング。もともと10イ
陰謀論やフェイクニュースを見分けるには、どうすればいいのか。国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんは「世の中は答えのないことばかり。それなのに、日本ではクイズ番組のように『正解』を知りたがる人が多い。もっと考えることを心がけたほうがいい」という――。(後編/全2回)。 【写真】ハーバード大学入学時のモーリー・ロバートソンさん。 ■「優等生」ほど陰謀論にハマりやすい (前編から続く) ――前回のインタビューでは、モーリー・ロバートソンさんの2つのツイートへの反応から、紋切り型の発想から逃れられない日本のスタイル、SNSで拡散するポピュリズムの特殊性をうかがいました。 今のポピュリズムは1920年代のアメリカの黄禍論のような排外主義のテンプレートを持ちながら、かなり流動的で「感染力」も強い。薄く広く広がっていて「雲海」のような状態なんだけれど、自分の居心地が悪くなったものに対して向かっ
頂点を極め、ロードレース史にその名を刻みつけた男たち。荒れ狂う2スト500ccのモンスターマシンをねじ伏せ、意のままに操った彼らのスピリッツは、現役を退いて時を経た今もなお、当時の熱を帯びている。伝説の男たちが生の声で語る、あのライディングのすべて──。ヤングマシン’12年11月号掲載の「THE CHAMPION TECHNIQUE」より、WGP史上唯一の記録となる250cc&500cc同時2クラス制覇を成し遂げたフレディ・スペンサーのインタビューをお届けします。 ※当WEB初出:2018年4月3日 【写真ギャラリー】天才の名をほしいままにした現役当時のフレディ・スペンサー いいかい? バイクには慣性モーメントが働くんだ矢継ぎ早に放たれるフレディ・スペンサーの言葉が、 ライディングの真実を語ろうとする熱意によって華やかに彩られる。 めまぐるしく変わる表情。ノートいっぱいにライン取りを描く。
冬の間長い極夜が続く北極圏のトナカイは、夏と冬で眼球の中にある反射層の色を変えることができる。写真は、ノルウェーのサーミ族が飼育するトナカイ。先住民族でサーミ族は、何世代にもわたってトナカイと共に生きてきた。(CARL-JOHAN UTSI) トナカイに備わった驚異的な能力は、クリスマスイブにサンタクロースとプレゼントを乗せたそりを引いて空を駆け抜けることだけではない。 【関連写真】トナカイの青い目と金色の目 極地に近い高緯度にすむトナカイ(Rangifer tarandus)は、太陽の光がほとんど当たらない冬の間、食料を探したり、捕食者から逃れたりしやすいように、目の構造を変化させることができるという。 トナカイの目の奥には、輝板(タペータム)と呼ばれる鏡のような層がある。夏の間、それはターコイズブルーの筋が入った黄金色のオパールのように輝いているが、冬になると深い豊かな青色に変わる。こ
ガンズ・アンド・ローゼズが1988年にリリースした大ヒット曲「Sweet Child O’ Mine」。バンド唯一の全米1位を獲得した楽曲であり、特にイントロのギターリフは今でも多くのギタリストがカバーをする定番リフとして人気である。長年、イントロのリフはギタリストであるスラッシュのウォームアップエクササイズから生まれたとされていたが、この度スラッシュがその噂を否定した。 【動画】ガンズ・アンド・ローゼズの代表曲「Sweet Child O' Mine」のMV Eddie Trunkのポッドキャストに出演したスラッシュは、「Sweet Child O’ Mine」のリフについて以下のように発言している。 「他の誰かがそれを言って、そういうことになってしまったんだ。あのリフはウォームアップのエクササイズではなかった。1986年にガンズ・アンド・ローゼズが住んでいた家で、このリフを思いついただ
国会議員や会社経営者などのエリートたちは、社会的地位が高いにもかかわらず、なぜスキャンダルを起こすのか。医師の和田秀樹さんは「バカだからだ。まさか自分は失敗しないだろうと思っているのだろう。医師として、非常に危ういものを感じる」という――。 【写真】和田秀樹氏の著書『50歳からの「脳のトリセツ」 定年後が楽しくなる! 老いない習慣』(PHPビジネス新書) ※本稿は、和田秀樹『50歳からの「脳のトリセツ」 定年後が楽しくなる! 老いない習慣』(PHPビジネス新書)の一部を再編集したものです。 ■最初に縮みはじめるのは、意欲と感情をつかさどる前頭葉 脳は前頭葉から衰え、前頭葉が衰えると、脳全体が衰えます。 脳の研究者の間では、かなり早い時点から、脳で最初に縮みはじめるのが前頭葉であること、それが40代ごろから始まることが知られていました。 その一方で、前頭葉の役割については、長らく解明されてい
ガリガリ君「ソーダ味」。1964年に開発され大ヒットしたかき氷「赤城しぐれ」を片手で食べられるものとして誕生。アイスキャンディーでかき氷をコーティングしていて、溶けにくく、棒から抜けづらいのも特徴(提供:赤城乳業株式会社) 「体力が弱って飲み込みが悪くなり、食事が難しい終末期の患者」の「救いの神」が、“ガリガリ君”だという投稿に、多くの経験者が共感を寄せています。気軽に食べられるアイスのイメージが強いガリガリ君ですが、病気などで食事を摂りづらくなってしまった人にとってはどういう存在なのか。緩和ケアの専門家と製造元にたずねました。 【写真】ガリガリくんのお姉さんバージョン「シャキ子さん」は、こども食堂支援センターに売上を一部寄付 投稿者の廣橋猛(@hirohashi_med)さんは、「味が分かりやすくて美味しく、固いけどサッと溶けて口に含みやすい。患者さんも笑顔になる」と食べやすい理由を説明
今、SNSなどでひそかなブームとなりつつある生き物「粘菌(ねんきん)」をご存じですか。名前に“菌”とありますが、カビやキノコの仲間ではありません。人類誕生のはるか昔から地球で暮らしている原始的な「単細胞生物」です。 【写真】レアな粘菌「ロウホコリ」はコチラ…! たった一つの細胞からできた粘菌には脳や神経はありませんが、驚異の情報処理能力を持つことが明らかになってきました。中でも、ある日本の研究者が行った「粘菌に迷路を解かせる」という前代未聞の実験は、世界中の研究者を驚かせました。 さらに、粘菌の情報処理能力を使えば、新型のコンピューターまで開発できると言うほど。実はさまざまな分野での応用が期待されている生き物で、粘菌を知れば、“単細胞”というイメージが180度変わるに違いありません。単細胞生物「粘菌」の摩訶不思議な世界に迫ります。(NHK「サイエンスZERO」取材班) どんなところにでもい
まずは、「マジ」がどのような言葉なのかを見ていきましょう。 「マジ」の意味 「マジ」は、本気である様や、真実であることを指す言葉です。 真剣である、という意味合いでも使用されます。 「本気」という表記は当て字 「マジ」は、「本気」という漢字表記がされることがあります。 しかし、この表記は当て字となっています。 「マジ」は江戸時代には使われていた?! 「マジ」は、昭和や平成になってから使われ始めた言葉のように思えます。 しかし、実は江戸時代にはすでに用いられていた言葉とされています。 江戸時代の「マジ」の意味は・・・ 江戸時代、「マジ」は楽屋言葉として使用されていました。 楽屋言葉というのは、現代で言うところの業界用語のようなものです。 その中で、「マジになる」といった用いられ方などが見られることから、当時から「真面目」さや「本気」「真剣」であることを指す言葉だったことがうかがえます。 「マ
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